2022.10.14
基礎の話
お久しぶりの更新。基礎の話です。
言わずもがな、建物を支える土台のようなものですね。
建物の荷重を支えたり、地震や風圧力の水平力を地盤に伝達する部分になります。
現在、一般的には、ベタ基礎と呼ばれる基礎形式が採用されています。うちでもベタ基礎が基本です。
昔は布基礎という形式が一般的でした。違いについてはググってみましょう。
基礎は基本、鉄筋コンクリート構造となります。すなわち、鉄筋をコンクリートで覆うことになります。
ただ、基礎は色々とブラックボックス化しておりまして。
特に、構造関係は、現在確認申請では、一定の住宅については特に審査がありません。
(耐震等級を取ったり等すれば、審査期間での審査はあります。)
いま、そこを撤廃する動きになっています。4号特例廃止、でググると出てきますね。
うちだと、変わった形状にしたり、床下エアコンを採用したりがなければ自社で基礎設計、そうでなければ構造設計事務所にて構造計算をしてもらって基礎を設計しています。
どちらにせよ、力の伝え方をしっかり考えたり、様々な規定を現場で確認したりと色々する必要があります。
例えば、
↑この写真の中央下くらいに、円柱のパイプが入っています。これは配線、配管用のスリーブと言われるものですね。このスリーブについても、鉄筋と直接触れると、「かぶり厚さ」と言われるものが取れなくなります。そのため、スリーブホルダーで直接鉄筋に触れないような施工にしています。
↑この写真の中央部の円形の物についても、鉄筋のかぶり厚さを確保するものです。ドーナツですね。
他にも、定着長さなどなど、現場での確認作業がかなり大事です。
↑この現場でも、スリーブホルダーでスリーブを設置しています。基本スリーブホルダーを採用しています。
ここだと地中梁も採用してますね。鉄筋モリモリです。
↑さらにさらに、この現場だと、バリアフリーにするために基礎高さを下げているため、雨が基礎内に浸入しないように、耐圧盤と立上りのコンクリートを一発で打設する必要があるため、型枠を浮かして施工しています。(ちょっとマニアックですね)
と、基礎も建物の仕様によって様々な仕様、工夫が必要です。
断熱等はyoutube等で知識を色々収集できますが、基礎についてはまだまだ知識の収集は難しいです。
コンクリートを打設してしまうとわからなくなる鉄筋は特に要注意ですね。