プリーツスクリーン | 有限会社 海老原建築

有限会社海老原建築

Column

2024.01.31

プリーツスクリーン

スクリーン。まだまだあります。

プリーツスクリーンについて。

部材構成はこんな感じ。

ロールスクリーン同様にいろんな操作方法があります。

  • ワンチェーン式
  • コード式
  • スマートコード式
  • コードレス式

などなど。



ロールスクリーンと違うのは、

  • ・ツインタイプにしやすい
  • ・ヘッドボックスが隠れない


というところですかね。

  • ツインタイプにしやすい

ロールスクリーンの場合、ツインタイプ(レース+遮光等)にするとかなり本体がごつくなります。

が、プリーツスクリーンは同じラインでツインでできる。

上部がレース、下部が一般生地、の仕様。ちなみに我が家。

操作も同じチェーンでできたりするのでたいへん便利です。

上、下どちらにレースもってくるかなんかは自由です。

  • ヘッドボックスがかくれない

ロールスクリーンと違うところで印象がかなり変わるのが、このヘッドボックスの存在。。

生地を巻き取る構造になっていないので、このヘッドボックスが必要になります。

このこ。。私の左手添えてますが、まあまあ大きい。。

気にしないのなら気にしないでOKですが、一度気にすると気になってくる。。特に開放的な方向にいると気になります。(私だけですかね、、。。)

  • 存在感を消す

ということで、存在感を消したい。

「高崎の家-ni」のLDK。遠巻きですが、プリーツスクリーンを上げると消える納まり。



こんな感じになってます。
開けてよし、閉めてよし。


こちらは「高崎の家」リノベ案件です。

リノベのため、プリーツスクリーンの「ヘッドボックスだけ隠す」ということをしています。

割とスッキリします。

こう。

断熱改修で内側に壁をふかしたのでこういう納まりに変えています。

(スクリーン部分は外周部に断熱材充填しています。)

と。カーテンと違って、存在感をコントロールできるのがいい。


また、ロールスクリーンと一緒で、上げると床面がすっきりするのがやっぱりいいですね。

ちょい上げなんかもできます。

よくオーナーさんに聞かれるのは、「耐久性はどうなのか」というところ。

我が家は築8年くらいになりましたが、ニチベイさんのプリーツスクリーンはほぼ無傷です。

(ちなみに、8,6,4歳の子供三人います。一部子供のせいで負傷はしていますが。)

生地にもよりますが、汚れもそんなについてません。カビもない。
(我が家はUa値0.55。現行だと断熱等性能等級5ですね。ギリギリZEH水準。当時、低炭素建築物認定を取りましたが、いまやお恥ずかしいレベル。。サッシはLIXILのサーモスX(もう販売してない。。))

無論、ものによって色々だとは思いますが、自宅での使用状況を鑑みてその後ニチベイさんの製品をいつも選定して使っています。(ネットで安物を買うとちょっと心配ですね。)
皆様ご安心を。